【不安払拭!】初心者が英会話を始める時に感じる不安の正体と対策
本記事では、オンライン英会話を始める時に感じる不安の正体を明らかにし、私自身の体験談として、その実態と対策を解説していきます。
「英語で話せるようになりたい」と思って色々調べたら、オンライン英会話があることを知って無料レッスンがあることも分かった、でも次の一歩が踏み出せない…そんなことありませんか?
私も英語習得の手段としてTOEICの勉強を続けていましたが、英語で話すスキルを身に付ける為には英会話が必要だということに気づきました。
色々調べてみると、通学型の英会話教室に比べて、オンラインレッスンは比較的安いし、レッスンの時間も自由に選べて良さそうということは分かりました。でも、何とも言えない不安があって、申し込みのステップに踏み出すのに時間がかかりました。
同じように、「オンライン英会話やってみたいけれど何だか不安。。。」と考えている人は多いのではないのかなと思います。
この記事では、その漠然とした不安の正体を明らかにして、同じような感覚を持っている方の背中を少しでも後押し出来たらなと思います。
実際に私が感じた不安の原因を元に解説していきたいと思います。
では、さっそく見ていきましょう!
初心者がオンライン英会話に感じる不安の正体
オンライン英会話って具体的に何するの?
レッスンの登録方法などの紹介はあるんですが、肝心のレッスン内容について詳細に説明されているオンライン英会話のサイトは少ないです。
私も学校の授業のように英語で説明を受けるとか無理だなぁ、大丈夫かなぁと不安でした。
レッスンの時間を25分に設定しているオンライン英会話が多いですが、時間配分と内容についてご紹介します。
講師やオンライン英会話のサービスで内容が少し違うこともありますが、基本的には同じ流れだと思います。
①あいさつ(5分程度)
◆ 初めての講師の場合:お互い自己紹介をします
◆ 何度か受けている講師:
最近の出来事などレッスンの本題に入る前の雑談から始まります。
今日の朝ごはん何食べた?今週末何する予定なの?今日の天気は?などなど
最近は、お互いのコロナの状況の話をすることが多いです。
②会話の音読(ロールプレイ)(5分程度)
テキストにある2人の会話を講師と担当を分けて音読します。
講師と役を入れ替えて同じ内容を音読することもあります。
音読した後に、発音が間違っているものがあれば発音の練習をしたり、分からない単語や文章があれば、講師に質問をして教えてもらいます。
【テキスト例】
主人公の会社に初めて訪れるクライアントから電話があった。電話での道順の説明を主人公とクライアントの役になって音読する。
③理解できたかどうかの確認(5分~10分程度)
音読したテキストの内容が理解できているか講師から質問を受け回答します。
質問は、既にテキストに書かれている質問や、その場で講師がアドリブで考えた質問があります。
【質問例】
主人公はどのように道案内しましたか?クライアントは理解できましたか?など
テキストから読み取れる内容について質問に回答します。
④自分の場合に置き換えての説明・意見(5分~10分程度)
②と③のテキストの内容を元に自分の場合に置き換えて説明します。
内容によっては、自分だったらこう思うなど意見を述べることもあります。
【説明例】
最寄駅からあなたの会社への行き方を講師に説明する。
⑤今日のまとめ(5分程度)
今日のレッスンの内容のまとめや こういう所を勉強した方がいいよなどのアドバイスを講師から受けて挨拶をして終了です。
始まってしまえば、1レッスンなんてあっという間です。常に英語を意識しているので、最初は結構疲れると思いますが、プレッシャーから解放された時の安ど感は気持ちの良いものです。
ただ、忘れずに復習しておきましょう!
初心者でも講師とコミュニケーションがとれるの?
テキストも何もない状態で講師とフリーディスカッションするのは、難易度が高いです。
しかし、実際には用意されたテキストに従ってレッスンが行われます。テキストから何となく聞かれていることや回答する内容を想像することが出来ます。
それでも、講師が言っている単語が聞き取れないということは頻繁に起こります。
特に最初は緊張もあるので、聞き取れないことも多いです。
そんな時は講師がゆっくりと繰り返して話してくれます。それでも聞き取れない時は、Skypeのチャットや、用意されているオンラインツールを利用して文章を入力してくれるので文字で確認することが出来ます。
文字を見ても分からない場合は、翻訳ツールを使って確認して内容を把握しましょう。
慌てる必要もないですし、分からい時は「分からない」と言って、どんどん聞いてOKです。
講師も出来るだけ簡単な単語に置き換えてくれたり、身振り手振りで説明してくれます。
最初は、分からないことも多いですが、少しずつ理解できるようになっていきます。
会話だけでなく、身振り手振りや文字を使うことも出来るので、最初は時間もかかるかもしれませんが、講師の言っていることが分からないという状況にはならないので大丈夫です。
先ほどと逆ですね。聞く方は良かったとしても、話す方は大丈夫なんだろうかという不安もあります。
講師もこちらの言いたいことを理解しようと考えてくれます。
テキストも最初は簡単な内容で構成されている為、回答しやすくなっています。
自分の意見や考えを述べる時は、テキストに参考となる表現方法が載っているので、それを利用することも出来ます。
自分の言いたいことを全て理解してもらうことは難しいですが、全く理解してもらえないということはありません。
(100%理解できるように伝えられればレッスンは不要ということになるので…)
この不安の根底には、「正しい文法で間違えずに話さなくてはいけない」というプレッシャーを感じていることが原因だと思います。
でも、大事なのは自分の考えが相手に伝わることです。
この考え方は捨ててしまいましょう。
文法が間違っていてもOKです。単語が分からなければ、その場で調べてもOKです。
正しい英文を講師が教えてくれるので、今後、使うことが出来るようにしましょう。
1回聞いたからってすぐに次から出来るようになんてなりません。
何度も何度も繰り返す中で、少しずつ自分の言いたい事が表現が出来るようになっていきます。
レッスンはテストや面接の場ではありません。間違えてもOKです。
自分一人でなく、講師と一緒に楽しいレッスンを作り上げていくイメージで受けると少し気が楽になると思います。
上手く話せないと講師から英語でまくし立てられたり、嫌な顔をされてしまうのではないか?と考えてしまうかもしれません。
でも、講師も英語が出来ない人に教えることのプロです。
怒られたり嫌な顔をされることはありません。
この記事でも「講師」という言葉を使ってますが、これまで触れてきたように講師・生徒のような上下関係ではなくレッスンのパートナーのような対等の関係です。
中には、やる気のない態度やイライラする講師も0ではないですが、そういう人もいるのだと割り切りましょう。
レッスンを受ける中で、自分にあった講師を必ず見つけれれるので大丈夫です。
どちらかというと、講師にとって一番困るのは考え込んでしまって、無口になってしまう人です。
分からなくても、とにかく何か単語を発したり、身振り手振りで伝えてみましょう。
仕事も忙しいけど続けることが出来る?
始めたいけど、本当に続けられるのだろうかと心配になるかもしれません。
予約したけど、キャンセルしたら講師から嫌がられるかもしれないプレッシャーを感じている人もいるかもしれません。
通学型の英会話教室だと時間変更は柔軟にすることは難しいかもしれませんが、オンライン英会話はその点自由にレッスンの時間を変更できる所がメリットです。
オンライン英会話はキャンセルもOKです。とりあえず予約しておいて予定が入ってしまったら時間を変更するということが出来ます。
忙しい中で時間を見つけて、レッスンを受けるリズムを作りましょう
また、進捗度合いをマイページに表示されるようになっていたり、レッスンの合計時間が表示されるようになっていたり、目標に向かって頑張れる工夫がされています。
また、ある程度費用をかけた方が、これだけお金をかけたのだから頑張らなくてはとのモチベーションにもなります。
緊張や不安を和らげるために出来ること
緊張や不安の根本にあるのは、英語初心者が初めて受けてレッスンが成立するのかという不安や恐怖だと思います。
講師と一緒にコミュニケーションを取りながら練習していく所が、机に向かって学習する他の勉強と違う所ですね。
通学と違って、オンラインで行うことに対する不安もあると思います。
こういった不安を取り除く一番の方法は、予習をして準備をしておくことです。
レッスンを受ける前にテキストを見て内容を簡単に把握しておくだけでも、気持ちに余裕が出来てきます。
当たり前ですが、オンライン英会話は英語で話が出来ない人がトレーニングをする場なので、話せないことを前提にカリキュラムが組まれています。
英語を話せないことは、心配しなくても全然大丈夫です。
とは言っても、最初は何も話せなくて愕然とすると思います。
それでも、その先には日本とは異なる文化の講師とコミュニケーションを取れる楽しみが待っています。
自分の目標を描きながら、先ずは一歩踏み出してみましょう。
オンライン英会話は無料レッスンを用意していることが多いので、無料レッスンでイメージを掴むことも出来ます。
先ずは、最初の一歩として無料レッスンを体験してみましょう。
予習や復習の方法は、こちらの記事も参考にしてください。
Bizmates(の勉強法(予習・復習偏)
ビジネスにおすすめなオンライン英会話を集めてみました。
こちらの記事を参考にしてください。
オンライン英会話の記事はこちらを参考にしてください。
【初心者必見!】Bizmates(ビズメイツ)失敗しない講師の選び方
本記事では、英会話レッスンの講師の選び方について紹介していきます。レッスンの効果を最大にする為には、目的に合った講師の選び方が重要です。講師の選び方や人気講師の見分け方について解説していきますよ!
レッスンの予約をしようと講師を検索すると、予約可能な講師がたくさん出てきます。
Bizmatesには、なんと900人以上もの講師がいるそうです。
どの講師を選んでよいのか迷ってしまいますよね。私もレッスンを始めたばかりの頃は、どの講師選を選んで良いのか分からず講師選びに時間がかかっていました。
今回は、300回以上のトレーニングを受ける中で気づいた講師の選び方についてご紹介します!
この記事では、
・人気講師の見分け方
・Bizmates(ビズメイツ)のレッスンを受け始めた最初の頃の講師の選び方
・Bizmates(ビズメイツ)のレッスンに慣れペースが掴めてきた頃の講師の選び方
について、徹底的に解説していきます。
- Bizmates(ビズメイツ)で人気のある講師を見つける方法
- レッスンに慣れるまでの講師の選び方(Bizmatesを初めて1~2ヵ月程度まで)
- レッスンに慣れてきたら目的に応じて講師をローテーションする
- まとめ
Bizmates(ビズメイツ)で人気のある講師を見つける方法
大前提になりますが、Bizmatesの講師は厳しい採用プロセスを通過したプロフェッショナルばかりです。
基本的に、どの講師のレッスンを受けても不満に持つことは少ないと思います。
さらに、私の場合は独自の講師を選択基準を利用してレッスンを予約してきたので、不満を感じた講師は2、3名だけです。
ここでは、講師の選び方を説明していきます!
人気のある講師の特徴は、簡単です。
【人気のある講師の特徴】
◆ 予約が先まで埋まっている。
では、具体的な検索方法を見ていきましょう!
① レッスン予約画面で「詳細な検索条件を追加」を選びます。
② 「予約可能のみ」でレベルに「初級者」を選びます。性別や年代は、自分の好みに合わせて話しやすいと思うタイプを選べば良いと思います。
③ 本日から見て2日先の日付を指定し、既に予約できない枠がある講師を探します。
下の写真の講師のように2日先で一部、予約が出来ない時間帯がある講師が候補になります。
【例】今日が3/2の場合は、3/4を指定します。
(人気のある講師は、2日先まで埋まっている可能性が高いのです)
④ 講師の写真をクリック⇒レッスン予約をクリックして、1週間の予約状況を確認します。
次の日の予約がほとんど埋まっており、2日後しか予約できない状況であることが確かめます。
このような状況になっている講師は、人気のある講師の確率が高いです。
人気のある講師は、このように翌日まで予約が埋まっているパターンが多いです。
ただし、このように特に人気のある講師は予約を確保することが難しく、1日25分のプランの場合は、毎日レッスンを受けることができなくなってしまうのでお勧めできません。
2日後でなくても、当日の予約がある程度埋まっている講師も十分に人気があるので、当日埋まっている講師から選びましょう。
50分プランの場合は、1レッスンを常に2日先、1レッスンを当日予約することで人気講師を確保することができます。
レッスンに慣れてきたら、連続して50分の予約可能な講師を中心に選ぶようにします。
レッスンに慣れるまでの講師の選び方(Bizmatesを初めて1~2ヵ月程度まで)
人気講師の見つけ方を紹介しましたが、例え良い講師だったとしてもレッスンを始めた最初は1人の講師に固定するのはよくありません。
最初は、レッスンを受ける生活のリズムを作り 、次のステップに備えて講師を分類します。
出来るだけたくさんの講師のレッスンを受けるようにします。
レッスンに慣れてきて次のステップに移った後に、レッスンの目的に沿って、適切な講師をローテーションできるように分類していきます。
講師を特徴によって分類する
講師の特徴を踏まえて5パターンに分類していきます。
【分類①】
冠詞、過去形のedなど、詳細チェック型
(間違えたらすぐに指摘、会話より文法の正確性重視)
冠詞を忘れる、三単現のSや複数形のSがない、過去なのに過去形の表現が出来ていないなど基礎的な細かい個所をたくさん指摘してくれる講師です。
レッスンの中では、文の正しさが最も重視されます。
文章で書けば間違えないようなことでも、実際に伝えようとする内容に気持ちが集中すると、すぐ忘れてしまうんですね。
忘れてしまっても、何度も何度も根気強く指摘してくれるタイプの講師です。
【分類②】
伝える内容の正確性重視型
(1文話すごとに正しい英文に修正、英文法・英語表現の正確性重視)
こちらが話したた1文の内容について「あなたの言いたいことはこういうこと?」と内容を確認し、正しい英文をSkypeで指摘してくれる講師です。
また、英文として間違いでなかったとしても、このシチュエーションでは、こちらの言い方の方が良いなどのアドバイスもあります。
伝えたい内容を正確な英文に訂正してくれるタイプの講師です。
【分類③】
会話重視型A
(細かい文法はあまり気にせず、会話のテンポを重視)
文法的なことはあまり気にせず、会話のテンポを重視する講師です。
英文が間違っていることを指摘するよりは、言いたいことが伝わればOKといった感じで、たくさん話し聞いて、コミュニケーションをとることを重視します。
自分の知っている単語を駆使して、自分の伝えたいことを何とか伝える為の訓練をしてくれるタイプの講師です。
【分類④】
会話重視型B
(質問に答えるだけでは許してくれない。Why?と聞かれて更なる説明を求める)
こちらも③と同じく会話重視型ですが、話した内容の理由と根拠が論理的に構成されているかを重視する講師です。
日本語だと理由も含めて説明する内容を英語で伝えるのが難しくて省略したりする等、回答の根拠が不明確だと「Why?」と追及を受けます。
英語でも理路整然と会話ができているか?ということですね。
英語を利用したビジネスの場面を想定して、納得性がある論理的な受け答えが出来ているかを重点する講師です。
【分類⑤】
サマリー型
(レッスンの最後に全体としてどうだったか総括がある)
レッスンの最中は①~④のいずれかに属しますが、レッスンの最後に全体を通したアドバイスをくれる講師です。
「積極的に話せていた」「考える時間が長かったから間を作らない方が良い」など全体を通しての改善ポイントをアドバイスしてくれます。
全体を総括し、まとめてくれるタイプの講師です
受講できる時間帯を確認しておく
終日予約可能な講師もいれば朝や夜だけ受講できたり、休日のみ受講可能な講師など、講師によってある程度、受講できるパターンが決まっています。
レッスンのリズムを作っていく上で、自分が受講したい時間に予約可能な講師かの確認も忘れずにしておきましょう。
レッスンに慣れてきたら目的に応じて講師をローテーションする
ある程度、レッスン受講のリズムも出来、自己紹介にも慣れてきたら次のフェーズに移ります。
これまで様々な講師を受けてきましたが、ある程度、講師を固定化し、ローテーションしていきます。
講師を固定化することで、仲良くなることができ、よりリラックスした状態でレッスンを受けることができるようになります。
また自己紹介が不要になり、スモールトーク後にレッスンにすぐ入れます。
ローテーションは、伝える内容の正確性重視型のトレーナーを中心にレッスンを受けます。
トレーナーを1人に固定してしまっても良いと思いますが、日によっては予約が埋まっている、講師の都合でレッスンが受講できないこともあるので、同じパターンの講師を2人~3人見つけておく方が良いと思います。
10回に1回程度で調査委チェック型の講師と会話重視型AとBの講師を入れ、月に1回は総括してくれる講師で、自分の弱い所をチェックすることを意識します。
講師とレッスンの目的を紐づけて、何人かの講師をローテーションする方法が効率的で楽しみながらできると思います。
まとめ
ここまで、講師選び方について解説してきました。
人気講師の探し方もご紹介しましたが、人気講師よりも自分に感覚が合う講師を探す方が良いと思います。
英会話は1~2ヵ月で身につくものではなく、気長に根気よく続ける必要があります。
TOEICのような試験はありますが、試験に合格のような明確な目標を設定できるタイプの学習ではありません。
長く続けるには、「人」として自分が話しやすいタイプの講師を見つけて、会話をの楽しむ感覚を持つことが重要だと思います。
ビズメイツを利用した勉強の仕方は、こちらの記事を参考にして下さいね。
Bizmates(ビズメイツ)のレビューもしていますので、検討している方は参考にして下さい。
グローバル企業で働く僕が翻訳アプリが進化しても英語が必要だと思う理由
当記事では、翻訳アプリが進化してもビジネスの世界で英語でのコミュニケーションが必要となる理由を紹介していきます。グローバル企業で働く実体験をもとに感じることを紹介ますよ!
最近の翻訳アプリの進化は凄くて、読み書き共に素晴らしいアプリが次々と出てきています。
翻訳アプリを使えば通訳もしてくれるし、文章の和訳・英訳も簡単です。
これからは、アプリを使えばビジネスの分野でも英語のスキルが必要なくなるのでは?と考えて英語の勉強を辞めてしまう人もいるかもしれません。
でも、そんなことはないのです。
企業から英語を利用してのコミュニケーションスキルのニーズは依然として高いですし、今後もなくなることはないと考えています。
これからはアプリがあればビジネスで困らないんじゃないのかなー?英語の勉強をするべきか迷ってしまうよ。
そうだよね、最近の翻訳アプリの進化は素晴らしい。でも、ビジネスで英語が必要とされるのは、今も変わらないんだ。
私は、数年前に転職をして世界100か所以上に拠点を持つグローバル企業で働いています。
職場で感じる英語の必要性について紹介していきます。
日常英会話とビジネス英会話の違い
日常でのちょっとした日常英会話も会議や商談などでのビジネス英会話も、英語を使うという点では変わりません。
海外旅行に行った時や日本で外国人に道を尋ねられた時、翻訳アプリを利用することでコミュニケーションを取ることは可能だと思います。
しかし、ビジネスのコミュニケーションの内容には、日常会話とは異なる特徴があります。
【ビジネスでのコミュニケーションの特徴】
◆ 契約などにより一般に情報を公開できない内容を取り扱う
◆ 限られた時間の中で交渉し、成果が求められる
◆ 仕事は、人同士の信頼関係を築いた上に成り立っている
この特徴が、翻訳アプリが進化しても変わらず英語でのコミュニケーションを求められる理由と関係があります。
順番にその理由を見ていきましょう。
翻訳アプリが進化しても英語が必要な3つの理由
翻訳ツールで訳すことが出来ない情報がある
先ずは、「読む・書く」についてです。
インターネット上などに一般公開されている英語で書かれた資料の内容を知る為に、翻訳アプリを活用することは可能です。
Google翻訳を使えば、Wordなどの資料をアップロードすると、丸ごと翻訳してくれる便利な機能もあります。和訳・英訳の精度も、どんどん高くなっています。
こういった機能を使えば、英語が分からなくても困らないのでは?と思うかもしれません。
でも、ビジネスでは、こういった翻訳アプリが使えない場面がたくさんあります。
なぜなら、一般的に公開されていない非公開の情報を取り扱う事が多いからです。
翻訳アプリは、英語の情報をアプリに送信して翻訳されるので、アプリ側に翻訳前と後の情報が残ってしまいます。
つまり、非公開の情報を無条件にアプリ側に渡していることになるのです。
これは、顧客の情報や社内の技術情報など、情報を漏洩することになってしまいます。
翻訳アプリを利用するには、分からない単語や一部の文章だけで確認する必要がある為、アプリで丸ごと翻訳することが出来ないのです。
もちろん非公開で翻訳するサービスも展開されていますが、基本は文字数で課金する仕組みが多い為、現実的ではありません。
その為、英語で書かれた文章を理解する能力が求められることは、以前と全く変わっていないのです。
会議のテンポが悪くなる
次に、「話す・聞く」についてです。
無限に時間があれば良いですが、会議など限られた時間の中で参加者の合意など目的を達成しなくてはいけません。
しかし、通訳アプリを介して会議を実施すると「話す」⇒「訳す」の繰り返しとなり、
打ち合わせのテンポがとても悪くなります。
同じ内容を日本語と英語、2回繰り返す必要がある為、時間が2倍になります。
また、英訳・和訳が終わるまで他の参加者が発言することも出来ず、待つ必要があります。
実際、アプリではなくても通訳者を入れて会議をすることがありますが、テンポが悪くなりますし、参加者が通訳を見ながら話をするので、討論をしている感じではなくなります。
テレビでも同時通訳をする記者会見があったりしますが、一方的に何かを説明する場合には、通訳アプリも有効です。しかし、議論をする場合には会話のテンポ、会議の効率性を考えると通訳アプリは不向きです。
限定された時間の中で、結果を求められるビジネスでは、通訳アプリだけで完結出来る時代は、まだまだ先だと感じています。
相手の発言の真意を理解する必要がある
言語に関係なくコミュニケーションを取るということは、相手が言いたい事や感じていることを理解することです。これは、日本語でも英語でも同じです。
そして、文章そのものに加えて、言葉の強さや話すスピードに感情が乗ります。
人は無意識にそれを理解しますが、通訳アプリで発言者の感情まで考慮して訳をすることは難しいです。
嬉しい・怒っているなど、感情が伝わらなければ、訳しているとは言えないのです。
これは、日本語でもそうですよね。
「なぜそうしたの!」早く語気が強い口調 ⇒ 否定的な意味合いと感じる
「なぜそうしたの?」冷静にゆっくりした口調 ⇒ 単に行動の理由が知りたい
前後の流れであったり、強く発音する単語・速さでも相手の感情が乗ります。
英語を勉強していく過程で、英文を読んだり、英会話でトレーナーと話をしていく中で日本とは違う文化を知ることも重要です。
日常英会話の中であれば翻訳アプリを使って誤訳があっても多少は許されますが、ビジネスでは、上手くいかないこともあるのです。
また、どんな仕事でも、最終的には人と人とのつながりです。
重要なシーンになればなるほど、翻訳ツールではなく、自分のパーソナリティを表現する為に自分の言葉で話すこと、またダイレクトに相手を理解することの重要性が増すと思います。
結局、英語はこれから将来も必要ということ
海外旅行などでアプリを利用できるようにはなってきました。
しかし、繰り返しになりますが、ビジネスのコミュニケーションには特徴があります。
【ビジネスでのコミュニケーションの特徴】
◆ 契約などにより一般に情報を公開できない内容を取り扱う
◆ 限られた時間の中で交渉し、成果が求められる
◆ 仕事は、人同士の信頼関係を築いた上に成り立っている
ビジネスの場面では、間違いなく今も英語が必要です。
英語を勉強する意味がなくなることはありません。
技術の発展で英語が今後、不要になるのではないか?と考えている人は、そんな時代は、まだまだやってこないので安心して勉強してください。
むしろ、リモートでの打ち合わせが当たり前になってきている今、企業のグローバル化が加速すると思います。英語のニーズは高まっていく可能性が高いです。
スタートに遅いはないです。「勉強しよう」そう思った時が最適なタイミングです。
一緒に頑張っていきましょう。
コミュニケーションスキルを伸ばす方法として、オンライン英会話の活用があります。
ビジネスにおすすめなオンライン英会話を集めてみました。
こちらの記事を参考にしてください。
オンライン英会話の記事はこちらを参考にしてください。
【データ分析】スタジアムが埋まっているクラブはどこ?Jリーグ集客率ランキング
カテゴリー別の集客率
入場者数の実数や平均入場者数について分析してきましたが、入場者数で見ると収容人数の多いスタジアムを持つクラブが有利になります。
そこで、今回は各クラブのスタジアムの埋まり具合(集客率)でJリーグを分析したいと思います。
スタジアムの埋まり具合(集客率)を以下のように設定しました。
集客率 = 入場者数 ÷ スタジアムの入場可能数
まずは、カテゴリー別に見てみます。スタジアムの入場可能数は変わらないので、グラフの形は入場者数合計と同じになります。
年度別の入場者数をグラフにしました。
J1は右上がり、J2・J3は横ばいでした。
J3の横ばいはチーム数が増えたことにより入場者数が増えており、1クラブあたりの平均入場者数で見ると下落傾向にあります。
詳細についてはこちらの記事をどうぞ。
合計入場者数を確認したうえで、カテゴリー別の集客率を見てみます。
年度別の集客率をグラフにしました。
入場者数と同じようにJ1は増加傾向、J2は横ばいです。
J3はチーム数が増加(=スタジアム増加)なので、下落していることが分かります。
J1も入場者数が増えているとはいえ、まだ6割ほどしか埋められていません。まだまだ、入場者数を伸ばす余地があります。
J2になると、スタジアムの半分も埋まっていません。
J3は、集客率が2割に満たず減少傾向にあるので、入場者数の減少を止めなくてはいけません。
クラブ別の集客率
カテゴリー別は、合計入場者数のグラフと結果的には同じことが分かります。
カテゴリー全体の傾向をおさらいした所で、細分化してクラブ別の集客率を確認します。
(J3は割愛しています)
2020年J1所属クラブの年度別集客率
リーグ全体で見ると、まだまだ伸びしろがある感じでしたが、クラブ別に見ると少し状況が変わってきます。
1つの目標ラインとして、集客率が8割の所に線を入れてみました。こうすると、かなり上限に近づいてきているクラブが出てきていることが分かります。
該当するクラブは、2万人~3万人の中規模の収容人数のスタジアムを持つことが共通していそうです。
チケット収入を考えた時に、チケット単価×入場者数で収入が決まりますから、入場者数の限界が見えてきたクラブは、チケット単価を上げる必要がありそうですね。
チケット単価は、また別で触れる予定です。
2020年J2所属クラブの年度別集客率
2019年は松本だけが8割を超えることが出来ました。磐田も8割は超えていないものの高い所をキープできています。
残りのクラブは、横ばいが続いています。
最多集客率ランキング
最多入場者数で見ると、大きなスタジアムを持つ浦和と横浜FMが有利でした。では、埋まり具合(集客率)で見ると変化があるか確認したいと思います。
2010年~2019年のJ1とJ2の集客率をランキングにしました。
上位1位~5位までをJ2の試合で占めることになりました。
しかも 、入場者数が入場可能数を超えて集客率が1倍以上になっています。
【参考】
Jリーグの試合では、通常、緩衝帯を設けるので実際の収容可能人数より少ない人数を入場可能数としています。
例えば、1位の岡山のカンスタ(現:Cスタ)の場合、施設の紹介を見ると20,000人収容となっていますが、 Jリーグのスタジアム紹介を見ると15,479人となっています。
恐らく1倍を超えるのは、緩衝エリアを減らしたものと考えられます。
【入場者数の例】
スタジアム公式:岡山県総合グラウンド (シティライトスタジアム)
Jリーク公式:ファジアーノ岡山(シティライトスタジアム)
さて、順位の方ですが入場者数の要因が多かったのは、以下の通りです。
山口の試合の会場のキャパシティの問題というのは、集客率でならではの理由ですね。
J1に絞って順位を確認すると、このようになります。
清水が、J1の上位を独占する結果となりました。
1試合の集客力の強さという意味では清水が1番です。
J1だけの順位で見れば1位~11位までが清水の試合という結果になりました。
平均集客率ランキング
それでは、年間を通して安定して集客率が高かったクラブはどこか見ていきたいと思います。
2019年の集客率のランキングを見てみます。
上位4チームまでが、年間通しても8割を超える結果になりました。
川崎Fに至っては、9割も見えてきていますね。
収入的には、今後はチケットの単価を上げる工夫が必要な時期に差し掛かってきています。
同様に、2010年~2019年のJ1のクラブで集客率1位を獲得したことがあるクラブは、川崎Fに加えて、仙台と清水の3チームとなります。
この3チームの集客率の順位の推移をグラフにしました。
2013年以降の川崎がすごいですね。2015年のスタジアム改修と昨今の強さもあり
4年連続で1位をキープしています。仙台は逆に下降気味で、清水は持ち直しつつあります。
同様にJ2のクラブで、1位を獲得したことがあるのは大宮と松本です。ここに過去に2位を獲得したことのある甲府を加えてグラフにしました。
大宮と甲府は下降気味、松本は復調してきています。
2万人前後のスタジアムをホームスタジアムとするクラブは、集客率の順位とチームの好調さが何となく連携しているように見えます。
関係性については、今後、もう少し確認していきます。
Jリーグの集客率まとめ
入場者数の実数のランキングと比べて、登場するクラブの顔ぶれが変わりました。
大きなスタジアムを持つクラブは、今後も入場者数を増やしていく必要があります。
一方で、上限に近づいているクラブは、チケットの単価を上げる、又は、スタジアム内での出費を含めて1人あたりの売り上げ単価を感がる必要がありそうです。
【初心者におすすめ】1年かけて辿り着いたBizmates(ビズメイツ)の勉強法(予習・復習偏)
本記事では、英会話レッスンの予習と復習の方法についてまとめていきます。レッスンをより効果的なものにする為に、効率的な勉強方法を習得してきましょう。予習や復習におすすめのツールも紹介しますよ!
英会話を始めた時に、具体的に予習と復習に何をすれば良いのか分かりませんでした。
Bizmates(ビズメイツ)を1年以上300回以上続けている私が、試行錯誤しながら確立した予習と復習の方法をご紹介します!
この記事では、
・レッスン前に準備として予習で何をすれば良いか?
・レッスン終了後に復習として何をすれば良いか?
・予習と復習のおすすめツール
について徹底的に解説していきます!
予習で行う5つのステップ
まず、英会話なのだからレッスンの時間だけで予習なんていらないんじゃない?と思う人もいるかもしれません。
でも、テキストの分からないことや話したいことを整理しておくだけで、レッスンの効果が格段に上がります。
せっかくレッスンを受けるのならば、予習しておくことがおすすめです!
私の場合になりますが25分のレッスンに対して、20分~30分をかけて準備をします。
前回の復習
前回のレッスンのSeeパートとBiz Tipを読んで内容が理解できていること、分からない単語がないことを再度確認します。
また、そのレッスンを要約して何が言いたかったのかを考えます。
いきなり英語で考えるのは最初は難しいので、日本語で考えて英語にするで良いと思います。慣れてくると、英語で考えられるようになります。
今回のレッスンの内容を一通り確認する
今回のレッスンの各パート「See、Biz Tip、Try、Ac」を一通り読みます。分からない単語があれば調べて内容を確認しておきます。
理解できない英文があれば、迷わずインターネットで英文ごと調べます。
予習の目的はレッスンの効果を最大限にすることなので、文法的なことは別で勉強すると割り切って、翻訳サイトや後述するツール使って内容を理解します。
1回のレッスンで最大進めるのは2つまでなので、早く進んだ場合も考えて2つ先まで予習しておきます。
これが、時間がなくて予習できなかった時の貯金にもなります。
ACTパートを英作文してみる
予習で一番時間をかけたいのが、この部分です。
レッスンには、必ず自分のことに対して発言をするACTパートがあります。
実際、ACTパートの回答を考え事前に回答を英作文して、ノートに書いておきます。
そんなに長い文章はいりません、1つの質問に対して2~3行でOKです。
実際にノートに書くことで、忘れやすい「a」や「the」が意識出来たり、同じ言い回しを使う練習になります。
実際のレッスンの中では、書いたノートを確認しながらトレーナーと会話します。
文章があるからって、棒読みはダメです。感情を載せて慣れてきたら、作った文章をアレンジしながら話しましょう。
レッスンの前に英作文を作ってしまって良いの?
英作文を発表して終わりじゃないんだ。そこから会話が膨らむから大丈夫!事前に話す内容を整理した方が効率的だよ。予め作っておいた英文も間違っていれば、指摘してもらえる。
【英作文を始めた背景】
意見や考えを英文で書こうとした時に思考と英語を結びつけることが出来ず、日本語で考えをまとめて文章を作ってから、英語に翻訳していました。でも、このやり方は時間がかかりすぎて、ビジネスでは使えません。
思考と英語を直接紐づけるトレーニングも兼ねて始めました。
予習に便利なおすすめツール
予習は、英単語の意味や英訳方法を調べることが中心になります。
調べるのにGoogleなど翻訳サイトを利用することも出来ますが、「DeepL翻訳」をおすすめします!
Googleの翻訳サイトは、知りたい内容をコピーして貼り付ける必要がありますが、DeepL翻訳は、知りたい分や単語を選択した状態でCtrl→C→Cの順で入力すると、自動でツールが立ち上がり訳が表示されます。
翻訳自体もGoogle翻訳を超えたかもと言われるほど、精度が高いです。
精度が高くて、とっても使いやすい上に、なんと無料なんです。
文字数制限のない有料版もありますが、英会話の予習用に使うのであれば無料で十分です。不便さは感じたことはありません。
インストールの方法と使い方は、こちらの記事を参考にしてください。
ここまでで、予習は完了。レッスンを楽しみましょう!
Bizmates(ビズメイツ)の復習手順
レッスンが終わるとほっとしますよね。今日も頑張れた自分を褒めましょう。
気持ちを切り替えて、復習に入ります。
指摘を受けた内容の英文確認
Skypeを通して教えてもらった正しい英文を、5回声に出して発生します。
注意するのは、棒読みしてはいけないということ。テキストにある例文ではなく、自分の感じたこと、思ったことなので、感情をのせるようにしましょう。
英文と感情をつなげるようなイメージです。
瞬間英作文用にExcel転記
今後、復習が出来るように、教えてもらった英文を貯めていきます。
方法は何でもよいですが、Excelでまとめるのが一番簡単だと思います。Excelに日本語と英文を並べてまとめていきます。(A列に日本語、B列に英語を並べるイメージです)
貯めた英文を隙間時間を利用して、英作文作成の練習をします。
英作文作成の練習は簡単です。
① 日本語を見て、英文を考える
② 考えた英文が正しいか確認する
テキストの例文と違って、自分の思ったことや考えたことで瞬間英作文をするので、感情を乗せやすくておすすめですよ。
瞬間英作文に興味ある方は、こちらからどうぞ。
復習に便利なおすすめツール
英作文を作る練習をする時に、スマートフォン用の単語帳を使うと電車の移動時間など隙間時間でも簡単に復習できるのでおすすめです!
おすすめのアプリは、WordHolic!です。
WordHolic!は、復習の時に作ったExcelの英文をデータとして、簡単に取り込むことができるし、英文の読み上げもしてくれるから、リスニングにも最適です!
無料版と広告フリーの有料版がありますが、無料版で十分に使えます。
インストールの方法と使い方は、こちらの記事を参考にしてください。
時間がない時はどうする?
ここまで予習と復習の方法について、解説してきました。
では、予習が出来なかったらレッスンは受けない方が良いでしょうか?
答えは、予習が出来ていなくても受ける方が良いです。
特に、最初はレッスンを受けることを習慣化することがとても重要です。
完璧にできなくても、自分が出来る範囲で準備をしてレッスンを受けましょう。
「準備が完璧にできなかった」と悲観するのではなく、「準備が出来ないなりには頑張れた」と自分を褒めながら進めることが長続きするコツです。
予習だけでなくレッスンを受ける時間もない場合は、早めにキャンセルして時間を変更してしまうのも手ですよ。
キャンセルもうまく活用していきましょう。
ビズメイツのキャンセルに関しては、こちらの記事が参考になります。
⇒ ビズメイツのキャンセルをうまく活用しよう
Bizmatesを利用した学習方法まとめ
ここまで、Bizmatesでオンラインレッスンを効率的に行う為の予習と復習についてまとめてきました!
英会話も勉強に分類されるのかもしれませんが、コミュニケーションを楽しむぐらいの気持ちの方が長続きします。
トレーナーとのコミュニケーションを通して、フィリピンの事を知ったり、考え方の違いを知ったり、本当に興味深いですよ
最初の緊張感を抜け出して、多くの人に英会話の楽しさを実感してほしい!
その為にも、予習と復習を行いながら、効率的なトレーニングをしていきましょう!
予習と復習の内容については、以下の通りです。
・復習で教えてもらった英文を確認し、後で使えるように英文をまとめる
・予習ができなくても、受けないより受けた方が良い
是非、英会話を楽しんでくださいねー!
Bizmatesのサービスについては、こちらの記事でレビューしています。
こちらも、チェックしてみて下さい!
◆ 【体験談】ビジネス英会話に実績のあるBizmates(ビズメイツ)を300回以上受講中の僕が徹底レビュー!
ベースとなる英語力を上げる為に、TOEICの学習も一緒にすると効果的です。
TOEICの勉強の仕方などについては、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
【データ分析】Jリーグ 平日開催も観客数を維持する凄いクラブ
平日と休日の入場者数の違い
試合開催日が平日か休日かよって、入場者数が変化することが考えられます。
仕事などの事情により平日の夜はスタジアムに行けない人や、翌日の仕事のことを考えて観戦を辞める人もいることが想像できます。
そこで、想像した結果を確認する為、実際に平日と休日に区分を分けました。
更に、休日については開始時間を3つに分けて平均入場者数を確認していきます。
リーグ全体の開催日時別の入場者数
平日と休日違いは明確ですが、キックオフの時間は、それぞれバラバラです。
そこで、ある程度時間帯を区切ってまとめることにしました。
試合開始時間の分類
◆ 12:00~15:37までのキックオフの試合 → 昼の試合
◆ 16:00~17:35までのキックオフの試合 → 夕方の試合
◆ 17:59~20:04までのキックオフの試合 → 夜の試合
区分に分けた結果をJ1・J2・J3に分けて棒グラフにまとめました。
平日の昼・夕方の試合もありましたが、試合数が少ないので除外しています。
グラフを見ると、休日より平日の方が入場者数が減っていることが分かります。
割合にすると、どのカテゴリも約3割ほど入場者減となっています。
休日の開始時間によっての入場者数の差はありませんでした。
想定していた結果を見える形で確認できました。
ただし、これはJリーグ全体の平均なので、当然クラブによっても状況が異なってきます。グラフをクラブ別に細分化してみたいと思います。
クラブの日時別の入場者数
開催日時別の入場者数を、クラブ別に細分化しました。
各クラブの開催時間別の入場者数
まずは、2020年にJ1に所属していたクラブの一覧です。
リーグ全体と同じく平日夜が減っているクラブが多いことが分かりますが、傾向が異なるクラブもあることが分かります。
仙台や川崎は、休日も平日もそれほど変わりがありません。
FC東京や横浜FMは休日は川崎より平均入場者数が多いですが、平日に限ってみると川崎が逆転します。
同様に、2020年にJ2に所属していたクラブの一覧です。
J1に比べて入場者数が少ないということもありますが、J2の方が平日と休日で変化の少ないクラブが多いかもしれません。
同様にJ3です。J3は、開催時間帯によって試合がないクラブもありました。
照明がない為、夜の試合が出来ないなどの理由です。
参考になってしまいますが、全体としては同じ傾向と言えそうです。
平均入場者数の減少率 トップ5
それでは、具体的に平日開催によって平均入場者数がどの程度減少したのか確認します。
最も平均入場者数の多かった休日の時間帯(昼・夕方・夜のどれか)と平日夜の減少人数と減少率を表にまとめました。
減少率が低いクラブトップ5がこちらになります。(J1・J2のみ)
川崎と長崎が、1割以下の減少率に抑えています。
特に川崎は、休日2万人を集客しているような大きなクラブですが、平日の減少率を抑えられているのは凄いです。
J2では、千葉も健闘しました。
私も平日開催の時は、先に仕事の方を調整してフクアリに行きますが、後半開始頃から人が増えてくる印象はあります。
トップ5にJ1は、川崎と仙台が入りましたが、この後は6位に鳥栖、10位に柏が入りました。
10位までで見ると、J1が4クラブ・J2が6クラブが入っています。
減少幅を2割以下に抑えることが出来たクラブは、8クラブでした。
逆にワースト1位は、鹿島で平日になると入場者数が5割も減ります。
(休日平均:21,880人 ⇒ 平日:10,506人 減少率:48%)
鹿島は、広範囲にサポーターを持ち、東京からバスに乗っていく人もいますから、平日開催は影響を受けやすいのかもしれません。
減少率1位のクラブの内訳
J1は、2018年からフライデーナイトも始まっていますから、平日の中でも更に水曜日と金曜日で異なるかもしれません。
川崎を平日・休日別の更に曜日別に平均入場者数を分解してみました。
表とグラフにしたものです。
平日金曜日の方が少し多くなっていますが、全体的に変動幅が小さいです。
川崎については、金曜日も土曜日の試合も、どちらも入場者数がほとんど変わりません。
平日の入場者数の改善という意味で、川崎は参考になるかもしれません。
川崎の秘密については今後さらに調査してみたいと思います。
【初心者におすすめ】データ分析に使えるデータセット
本記事では、書籍で学んだ内容をデータ分析の勉強に利用可能なおすすめのデータセットを紹介します。書籍で基本を学んだ後は、実践的なデータを利用して更に理解を深めましょう!
基礎的な知識が身についた所で、身近なデータを利用してデータ分析の練習をすることでより深く理解することが出来ます。
でも、データ分析に使えそうなデータってどこにあるのかな?
政府や研究機関などが公開しているオープンデータというものが使えるよ
身近に関係することでデータの中身のイメージもしやすいので、仮説を考えやすくなります。
おすすめの書籍は、こちらで紹介しています。参考にしてみて下さい。
データ分析学習用に使いやすいデータ
① 総務省統計局 家計調査データ
お金の話はみなさん興味も沸くし、イメージしやすいですよね。
このデータは、全国約9千世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査しているデータです。
様々な切り口でのデータが公開されていますので、選択してダウンロードしてみて下さい。
例えば、世帯の年収別に購入している内容を調査したデータがあります。
世帯年収別の傾向分析や過去と比較すると色々な分析が出来そうです。
こちらのサイトから入手可能です。
ダウンロード先
www.e-stat.go.jp※階層が深いので、2020年12月のデータをリンクしています。
2020年12月以外で分析したい人は、「調査年月を選択へ戻る」から変更して下さいね。
② 国土交通省 幹線鉄道旅客流動実態調査
国土交通省が5年に1度実施している鉄道による人の流れの調査です。
何県から何県に、誰とどんな目的で鉄道に乗車したかを調査したデータです。
平成22年と平成27年のデータがありますから、過去との比較もしやすいです。
扱う情報が人にの移動のみとシンプルなのでRの使い方・分析の方法に集中したい人にとってはおすすめです。
こちらのサイトから入手可能です。
③ 警察庁 犯罪統計
警察庁が毎月発表している発生した犯罪をまとめたデータです。
犯罪の種類や県別など、様々なデータが含まれています。
毎年、公表されているデータなので年別比較なども可能です。
こちらのサイトから、入手可能です。
身近なデータで分析しやすいものを選定しました。
国や地方自治体からも、様々なデータが公開されています。
データ数がそれなりの量(1000件程度まで)あり、直感的に理解できるようなデータが最初はおすすめです。
データ分析をする前に
データも揃ったし、早速データ分析始めよう!
ちょっと待って、ダウンロードしたデータをそのままデータ分析で利用することはできないんだ
ダウンロードしたデータは、料理に例えるなら具材です。
データ分析は、調理に当たります。
この具材を調理できる状態にするには、事前の準備が必要なのです。
データ分析で利用したい内容をイメージしながら、扱いやすい形にデータを整える必要があります。
これをデータ分析の世界では、前処理と言います。
前処理でやっておくべきこと
データ分析の手法が注目されがちなのですが、前処理も重要です。
前処理は、時間も手間もかかりますが、どれだけ準備できたかによって、この後の工程の質も変わってくるのです。
丁寧に前処理しておけば、データ分析が効率的にできるようになります。
前処理で実施することは、分析する内容によっても異なりますが、主に次のようなものがあります。
- 不要な行と列の削除
分析対象から外れるレコードや分析に利用しない列は除外します。 - 重複列の削除
同じデータが複数存在する場合には削除、又は番号を振ります。 - データの型違反
数字の項目に文字があるなど、型が混在している場合は整理します。 - 欠損値の対応
データが存在せず、NAとなっているセルの取り扱いを検討します。 - 不足項目の追加
分析で使用したい項目が足りない場合は、データを追加します。 - データの分割
日付に曜日が含まれている場合などは、項目を分割します。
【例】2021/02/23(火) → 「2021/02/23」と「火」に項目を分けます。
慣れないうちは、前処理とデータ分析を行ったり来たりするかもしれませんが、徐々にやるべきことが整理されていきます。
データ分析を今すぐ始めたい方に
せっかく、データ分析を勉強したから、先ずはデータ分析をしたいという方には、私が学習で利用しているJリーグのデータ提供を行っていますので、こちらもご参考下さい。
2010年~2021年の過去11年分の試合に関するデータ(10,075試合)を、RPAという自動処理のツールを使ってJリーグ公式サイトから収集しました。
データ分析を行いやすいように前処理もしています。
収集したデータ分析に関する内容も、順次こちらで説明しています。